Excelで画像を透明化(透過)

中山テック 代表の中山です。

今回はExcel(エクセル)の話です。

以前Excelでかんたんデザインという記事&YouTubeにアップしたことがありました。

その中でもよく使われる「Excelの透明化(透過)」を実現すること。

例えば、Excelでポスターなりチラシなりを作りたいなという時があったとします。

画像を挿入したいんだけど、背景が白で不自然になってしまったので透かしたい・・・

でも画像を透明化する場合はネット開く→透明化ツールで透過させる→PNG保存

という何重もの手順を踏まねばなりません。

そんな今回はExcelで透過をさせるための手順をご紹介したいと思います。



「挿入」タブ→「画像」→「このデバイス」を選択し、画像を差し込みます。

※オンラインでもいいですが、版権にかかわる画像を入れるのはやめましょう

フリーサイトで頂いた画像です

透過作業開始

差し込んだ後は透明化を行います。

画像を左クリックしてタブ「図の形式」→「背景の削除」を選択します。

すると紫色の背景と明るい色の箇所で分けられます。

紫色の背景・・・透明化(透過)対象

明るい色・・・透明化(透過)しない

保持する領域

紫の部分は透明になる

上記画像だと服まで透明化されてしまいます。

※Excel側である程度透明化してくれます

今回は「人物の全体像を残す」コンセプトですので、「保持する領域としてマーク」を選択・修正します。

残したい部分をなぞる
するとなぞった部分が透過解除に!・・・んん?

ぎやあああ!

唇が女子プロレスラーのメイク風になってしまいました 汗

もちろん騒ぐまでもなく、透明化対象になっただけなのでまたなぞれば透過解除されるのでご安心を。

気を取り直して残す部分を埋めていきます
無事人物の透過解除処理が終わりました


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透明化作業

透明化したい箇所が残っている場合

上記画像のように背景の一部が残ってしまっている場所があります。

その場合は「削除する領域としてマーク」を選択し、消していきます。

透過処理をしたい場合は赤い線で表現される

背景を削除したいといった場合は不要な箇所をなぞります。

もちろん、一瞬にして透過という訳にはいかないので、きっちり消えるまで何度もやってみてください。

なぞるだけであっさり大まかな箇所は透明化ができました
赤枠の箇所も徹底的に透明化します。やり方は「なぞるだけ」
綺麗に消えました

一通り透過が終わったら画像の枠から離れて左クリックします。

これが「透過作業終了」の合図になります。クリックすると・・・

完全に背景と同化しました!

あとは対象のサイズを小さくして背景の上にのせてみます。

はい、簡単です


まとめ

いかがでしたでしょうか。

Excelを使ってデザインに近いことをする方にはおススメの使用方法です。

文字だけならいいですが、画像を入れることも多々ありますのでお気軽に試してみてください。

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