中山テック 代表の中山です。
さて、世の中には私と同じエンジニアの方が多くいらっしゃいます(ごまんといらっしゃいます汗)。
これから当業界に飛び込む方も、飛び込もうと思っている方も気になるトピック。
それは「どのような資格があると良いのか」ということです。
では早速ご紹介していきます。
まず、エンジニアと言っても
・プログラマー
・システムエンジニア(設計や要件)
・プロジェクトリーダー
・プロジェクトマネージャー
・インフラエンジニア(物理サーバの構築)
・ネットワークエンジニア
と多岐に渡りますが、共通して取っておくべき資格をご紹介します。
基本情報技術者
情報処理推進機構(IPA)が主催している国家資格です。
春と秋(4月・9月)、年2回開催されています。
試験時間は午前150分・午後150分となっており、午前午後いずれも6割取って合格です。
※いずれかが6割未満の場合は不合格
【午前中の試験の範囲】
1.基礎理論
2.アルゴリズムとプログラミング
3.コンピュータ構成要素
4.システム構成要素
5.ソフトウェア
6.ハードウェア
7.ヒューマンインターフェイス
8.マルチメディア
9.データベース
10.ネットワーク
11.セキュリティ
12.システム開発技術
13.ソフトウェア開発管理技術
【午後の試験】
1.情報セキュリティ
(以下、2~6のいずれか3問)
2.ハードウェア
3.ソフトウェア
4.データベース
5.ネットワーク
6.ソフトウェア設計
(以下、7~8のいずれか1問)
7.マネジメント
8.戦略・企業会計
9.データ構造とアルゴリズム
(以下、10~14のいずれか1問)
10.C
11.Java
12.Python
13.アセンブラ
14.表計算
例年20~25%程度の合格者となっており、基本にしては難しい試験となっております。
応用情報技術者
基本情報よりもさらに難しい内容の試験です。
「これだな!」と思っても、間違っていることが多く回答みて「その発想はなかった」となるでしょう。
試験は基本情報と同様に午前午後150分ですが、午後は筆記が入ります。
また、午前の合格は6割ですが、満たない場合は午後の採点は行われません。
シビアな試験となっております。
プログラミング
プログラミングに特化した資格はそう多くありません。
しかし、オブジェクト型プログラミングでも手続き型言語でも一つ覚えると応用が利きます。
Java
Oracle社が主催している認定資格です。
※Javaの管理をしているのがOracle社
【ブロンズ】
最も難易度の低い試験となります。
65分で60問解き、6割の正答率で合格となります。
ただ、ベンダー開催の資格となるので、受験料が15,000円とやや割高です。
【シルバー】※Java SE 11
中程度の難易度資格となります。
180分で80問解き、6.3割の正答率で合格となります。
受験料が32,340円となり、さらに割高となります。
【ゴールド】※Java SE 11
高難度資格です。
シルバーを合格していないと受けることは出来ません。
180分で80問解き、6.3割の正答率で合格となります。
受験料はシルバーと同じ32,340円です。
Python
「Python 3 エンジニア認定基礎試験」と「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」等があります
※詳しくはこちらのページをご覧ください
通年実施しており、10,000円(学生証があれば5,000円)で受けられます。
40問で7割の正答率で合格となります。
ミドルウェア
どちらかと言えばインフラエンジニア寄りの試験ですが、知っておいて損のない資格ばかりです。
プログラマでもサーバ操作やデータベースを扱うことがあります。
Linux
【LPIC】
Linux Professional Instituteの略で、文字通りLinuxのプロとして認められる資格です。
難易度の低い方からLevel1-101、102、Level2-201、202と続いて
Level3が300、303、305、306となります。
資格取るのも大事ですが、仕事でも使える内容が多くおススメの資格となります。
詳しくはこちらのページをご覧ください
まとめ
いかがでしたでしょうか。
資格と言っても多岐に渡りますので、時間のある時に優先度をつけて取るといいかもしれません。
「資格なんてなくてもいい」という方もいらっしゃいますが
忙しい業務の中で時間をうまく使って勉強したという努力が認められることもあります。
※業務優先であることを前提としますが
他にも色々な資格がありますので、是非探してみてください!
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