
中山テック 代表の中山です。
以前矢切の渡しについてブログをアップした時に初めて言ったと記載しましたが
実は「戸定邸」も初めて足を運びました。
以前「出没!アド街ック天国」見てから気になってましたが、とうとう足を運べましたのでレポートしたいと思います。
目次
アクセス
〒271-0092 千葉県松戸市松戸642番1
電車でのアクセス

・新京成電鉄(2025年4月1日より京成電鉄松戸線)京成津田沼、新鎌ヶ谷、八柱方面からで松戸駅下車。
・茨城方面から、JR常磐線快速または各駅(千代田線)で松戸駅下車。
・東京駅から東京上野ライン、上野駅や日暮里駅から常磐線で松戸駅下車。
松戸駅から徒歩で戸定邸(戸定が丘歴史公園)へ

正確には「戸定が丘歴史公園」で、その中の邸宅を「戸定邸」と呼びます。
松戸駅「東口」を出、突き当りのイトーヨーカドーまでたどり着いたら右に曲がります。
そのまま真っ直ぐ、10分程度でしょうか、また突き当りまで歩きます。

「千葉大学園芸学部」の交差点に「戸定歴史館」の看板が見えます。
右折してちょっと歩くと坂が見えるので左折し、坂を登り切った所が戸定邸(戸定が丘歴史公園)への入り口となります。
バス、車でのアクセス
バスとお車でのアクセス方法は公式HPが非常にわかりやすいです。

駐車場もあります。
前項「松戸駅から徒歩での向かい方」にあった戸定邸(戸定が丘歴史公園)前の坂の途中にあります。
事故に気を付けながら来場しましょう!
入口

坂を登り切ったら茅葺屋根の門が見えます。
さらに階段を登るので、ご年配の方は「これは大変だ」と嘆いておりました(汗
一部有料(後述)の場所がございますが、戸定が丘歴史公園自体は無料で観覧可能です。
利用案内

戸定が丘歴史公園は9:00~17:00(無料)
戸定歴史館、戸定邸は9:30~16:30(有料)
駐車場は普通車46台、バス6台(無料) ※バスは要予約
休園・休館日は月曜日(祝日の場合は明けの営業日が休み)

戸定歴史館

戸定邸が辿ってきた歴史を見ることが出来る場所です。
江戸幕府15代将軍徳川慶喜の弟で、水戸藩主である徳川昭武が作った別邸であることが記されています。
徳川昭武は隠居後にここ戸定邸を造ってに移り住み、松戸徳川家を創設。
多趣味で兄慶喜も度々訪れていました。
写真が好きだったようで、当時撮影したものも展示されており、歴史上重要な資料が数多く展示されていました。
この日は徳川昭武・慶喜両者と縁が深い松平斉民の子孫の資料が展示してありました。
「松平男爵家の軌跡ー将軍とプリンスの子孫たちの近代ー」というテーマであります。
※斉民の子、斉(ひとし)の妻が慶喜の七女浪子、斉の子供斉光(なりみつ)の妻が昭武の三女直子
歴史的価値が(非常に)高い資料が展示されています。是非見て頂きたいです!
注意点
・館内は写真撮影は禁止です
・入場料が個人で150円(団体120円)掛かります
・資料の劣化を防ぐため館内が暗くなってます
戸定邸

こちらが徳川昭武が住んでいた戸定邸の入り口です。
250円(団体200円)で入館可能となっております(先述しましたが、歴史館とのセットで320円)。
中は主に3つの区画に分かれており
・来客、他家との交際用
・家族用
・職員用
となっており、非常に広い邸宅であることが伺えます。
台所の間は入れませんでしたが、見学のボリュームが大きく歴史の趣を感じながら見学できました。
以下ギャラリー
庭園

10日、20日、30日は「戸定の日」として表座敷棟から庭園(書院造庭園)におりて見学可能となっております。
※それ以外の日は表座敷棟から見学のみ
ちょうど見学したのが10月10日ということで私も歩いてまいりました。
戸定の日を狙って足を運ぶのも面白いと思いますよ!
ギャラリー
東屋庭園
戸定邸~東屋庭園まで

戸定邸のさらに奥に「東屋庭園」があります。
思ったより広く、一個人の邸宅でここまで大きく、綺麗に手入れされているのは実に見事です。
休憩所の数も多いので、足腰が弱い方でも安心して散歩できます。
千葉大学園芸学部

「回廊門」という門から千葉大学園芸学部のキャンパスに抜けられます。
時期は決まっておりますが、今回は開いていたのでキャンパス内の自然を観察してまいりました。
国立大学の園芸ですので、しっかり整えられており戸定邸内と遜色ない自然がありました。
梅園付近

千葉大学への回廊門を背中にすると「梅園」がございます。
春先に一度訪れてみたいと思ってますが、梅の木が植えてあるのでしょう。
歩きやすいよう舗装されているのはもちろんですが、景観を損なわない工夫がされています。
歩いてて非常に癒されるので、是非こちらも歩いてみてください!
まとめ
松戸市に移り住んで6年半以上経ち初めて訪れましたが、あまりにも貴重な資料が多くて感嘆しました。
戸定邸自体が明治時代に建てられた別邸ではございますが、幕末を生き抜いた方々の生活が写真付きで残っている稀有な観光地となっております。
ご覧になって頂いた皆様、是非一度足を運んで松戸徳川家の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。